近くの京都某河川、大雨後に水温が下がり24度を切った。時折涼しい風も吹き、夏の場所では釣れなくなる。
かのリック・クランは自然をより身近に感じるためにキャンパーで暮らしているという。僕のような社畜には到底無理な生活だが、釣りを通じて、そういった感性を鋭敏に保っておきたいものである。
さて、魚散る秋が来た。ハードベイトによる効率的な釣りがいっそう大事になる季節。河川でスモールがよく釣れるDDパニッシュについて書く。
DDパニッシュとは
スミス社から販売されているDDパニッシュ。同社のwebサイトによると
対象魚の筆頭であるサクラマス
と記載があり、河川での使用を前提に設計されていることがわかる。
バス釣り用のミノーの場合流れの中でもしっかり泳ぐかどうかは「買って泳がせてみないと分からない」みたいなところがあると思うのだけど、このミノーにはそんな心配は無用である。
いくつかサイズがあるのだけど、僕が使っているのは65Fである。理由は次の項で。
乱獲したい
僕がこのルアーを使い始めた直接的なきっかけは2021年6月号のBasser誌である。
そこでセンドウタカシ氏によって、DDパニッシュの
65mmモデルは知る人ぞ知るスモールマウス乱獲ルアー
Basser 2021年6月号より
と紹介されている。興味が湧いて釣具屋に行き、DDパニッシュ65Fを買った。
ちなみにググってみるとそれなりにバス釣りで使われているようだった。知る人ぞ知る、、という感じではないのかもしれないが、とにかく釣れるのは間違いなさそうである。
使い方
使い方は連続してジャーク、それだけである。個人的には巻いて使うことは全くない。
食う魚がいればジャークしているだけで簡単に釣れたり、食わないにせよ追ってきたりするので比較的展開も早いと思う。
それだけだと普通のジャークベイトなんだけど、これを河川の流れの中で安定してこなせるのがDDパニッシュの利点で、65mmというサイズも食わせやすくてちょうどいいのである。
京都某河川での釣果
まとめ
センドウ氏の言葉に違わずよく釣れるルアーだと思う。もちろん時と場合にもよるのだが、チェイスも多く集中力も保ちやすいので、これからも使い込んでいく。
もう少し大きなジャークベイトで釣りたいシチュエーションも結構あり、それはそれで今後検討する。