バスの居場所を尋ねる相手は言うまでもなくバスであるべきである。頭ではわかっていても、僕はついつい人間側の都合や思い込みで釣りの内容を決めてしまっている。
バスのことはバスに聞け、少なくともバスの目線で考えよう、そんなことを悟ったような気がした日の釣行記録である。
釣行の記録
2021年10月初旬
気温26度
曇り
北西風 約3m
13:00-15:30
水温未計測
気圧993hpa
僕の都合
「余り時間がないし、10分でも長く釣りをしたいからあの場所に行こう」
「動画で見たこのルアーのこの動かし方で釣れるはず」
こういった僕の都合はバスたちには全く関係がないのだけど、僕はついつい魚に押し付けてしまっている。前々から自覚はあるのだが、なかなか抜け出せないものである。
あとは「〇〇だからバスはこう動く!」みたいなアイデアも、魚に押し付けてしまうと残念な結果になることが多い気がする(これもあくまでも個人的な体験)。アイデアやセオリーも、謙虚に仮説を積み重ねるようにして使っていく、というのが僕にはちょうどいい気がする。
ベイトの位置が変わっている
曇っている。晴れていれば前回考えた通りテトラの穴を釣ってみようと思っていたのだが、そんなことはしなくて良さそうだ。
曇っていればベイトをフラットのオープンウォーターで追っている?という仮説をもとに車を走らせたが、ほとんど小魚がいない。
目視できないだけか?軽くブレイクをやってみるもなんとなくやり切らない。
流れが弱いところへ移動。いつもの小魚だけではない。ゴリ?みたいな魚もいて、明らかにベイトが豊富である。釣れそうな気がしてくる。
バスはどこかとたずねたら
バスはどこかとたずねたら、ベイトがたくさんいるところだったみたいだ。
(超うれしい)
30cmくらいだが釣ることができた。TDミノーを追いかけてきて見切った魚(だと思う)。
パブロシャッド59spに替えると1投目でアタるがノラず、結局3投目でフッキングした。おそらくボトムに到達するくらいのレンジで食ってきた。
考えたこと
- ここのところ(少なくとも8月末以降くらいか)毎回ベイトが居た場所ではあまりバイトは目視できなかった。
- ゴリっぽい魚も住んでいるらしい。バスのエサになっているのだろうか?
- TDミノーはあまり潜らないので食うレンジに至らなかったのかもしれない。
まとめ
今までの反省を活かし、1つの釣りに固執しなかったのは良かったと思う。これからも人の都合や想いを押し付けず、謙虚に魚と向き合っていく。
小魚が沢山いるので、釣ったら楽しそう。