MLFのウェブサイトにアップされているKVDの記事が面白かった。真偽の程はさておき、ポイントをピックアップしておこうと思う。
・25年くらい前まで、水温はバスの行動を決める第一のファクターと思われていた。
・コールドフロントで水温が下がっても魚はシャローにいるわけで、日照時間によって、バスはスポーンを意識する。
・水温よりも、月齢の方が年間を通してバスのポジションを決めている。フルムーンでエサが動くところにバスもいる。
・水温40度(訳者註。華氏。摂氏4.4度)でも、南風が吹けば(水温は実際に上がらなくても)バスは活動的になる。また、太陽光で温まる色の濃いストラクチャーに魚が集まる。
・低水温時にファストムービングルアーを食わない、というのは嘘。水温40度のときに、レッドアイシャッドやジャークベイトで釣ったこともあるし38度でKVD1.5で釣ったこともある。
・ただし、魚探しには水温を考慮に入れる。そこで大切なのは場所を変えたときに水温の変化に気付くこと。そういった違いはパターンを決める上で役立つ。
・水温はただの数字であって、特定の水温で魚が釣れるということではない。
KEVIN VANDAM: The Truths About Water Temperature - Major League Fishingより抜粋
水温って目安にはなるけれど、少なくとも15度だからスポーンとか、そういう安易な考え方はやめた方がいいということなんだろうか。毎年同じ場所で釣りをしていたら、季節(日照時間)と水温がだいたいリンクしちゃいそうだから、なんとなく水温で魚の居場所を予想しちゃうのかもしれないですね。
とにかく次の釣行からは、場所ごとの水温比較を心がけよう。
僕はこの水温計を使ってます。
僕のようにせっかちな人にはピッタリだと思う。もちろん表水温しかわからないけれど、まあ目安です。